2015 年 7 月 4 日に世界遺産登録されたシンガポールボタニックガーデンでは、沢山の野鳥が観察できる美しい公園です。留鳥はもちろん、渡り鳥も観察記録が多数あります。その中でも、小さなかわいい子鳥、太陽鳥は気軽に見ることができるので、初心者の方や、観光中にちょっと野鳥を見てみたいという方におすすめです。
ボタニックガーデンで見れる野鳥 – 太陽鳥
1.キバラタイヨウチョウ(黄腹太陽鳥) / Ornate Sunbird
シンガポールで一番よく見られる太陽鳥。雄は頭と胸のメタッリクな青が特徴的。雌はシンプルな黄色ですが、優しくかわいらしい顔をしてます。
2.チャノドコバシタイヨウチョウ(茶喉子嘴太陽鳥)/Brown-throated Sunbird
キバラタイヨウチョウより少し大きい太陽鳥。雄は艶々でとてもカラフルです。雌はこちらも黄色のみ。雄雌共に赤い目が印象的です。写真は雌の幼鳥で、まだ目が黒いです。
3.キゴシタイヨウチョウ(黄腰太陽鳥)/Crimson Sunbird
シンガポールの国鳥(正式ではない)と言われている太陽鳥。国鳥にふさわしい鮮やかな赤がとても印象的です。雌はちょっとくすんだ茶色よりの黄色で地味です。キゴシタイヨウチョウは、他の太陽鳥より見つけるのに少し難易度は上がります。
ポイント
花の蜜を吸う太陽鳥は、生姜の花やバナナの花がお好みで、だいたい30分おきにやって来ます。特に早朝は、縄張り争いで活発に動いています。名前の通り、太陽が照っているときを好んで行動しているようにも思えます。オーキッドガーデン近くの、シンフォニーレイクの傍のヘリコニアウォーク(Heliconia Walk)はたくさんのショウガの花が植えてあるので、太陽鳥と南国のお花を見たい!という方には本当におすすめの場所です。
有料ではありますが、オーキッドガーデンの中に入ると、トーチジンジャーの花の蜜を吸いに来る太陽鳥に出会うこともできます。シンガポール在住の方は、スクールホリデーの時は無料で入場できるので、その時を狙っていくのがいいですね。