Blue-crowned Hanging Parrot サトウチョウに会いに行こう

南国らしい鳥をもっと見たいと思いませんか? シンガポールは、今でこそ開発が進み、近代的なビルが立ち並ぶ世界屈指のグローバル都市ですが、もともとは熱帯雨林を開拓した島。街中でも、色鮮やかな鳥が飛んでいるのを見ることができます。 今回は、普段高いところにいる鳥を目線高で見ることのできるとっておきの場所をご紹介します。

甘いフルーツが大好き – サトウチョウ

1.サトウチョウが見れる場所

早速、場所をシェアしていきたいと思います。
サトウチョウが近くで見れる場所は、シンガポールの南部、マウントフェイバーパーク/Mount Faber Parkの北西にある、アレクサンドラ・ロード/Alexandra Rdとブキ・メラ・レーン1/Bukit Merah Lane 1に囲まれたHDB内です。住所は、Bukit Merah Lane 1 Block 123, 125で、3階か4階まで上がります。最寄りのバス停は、オポジット・クイーンズウェイ・ショッピングセンター/Opp Queensway Shop Ctrです。

シンガポールのHDB(住宅公団のようなもの)は、政府が供給、管理をしているため、外部の人も自由に出入りができます。もちろん、人の家に入るのはNGですが。このHDBには、お店やオフィスが入っていて、住宅としてはあまり使われていないようなので、気にせず入っていけます。HDBの周りに大きなマンゴーの木々があり、それを目当てに、インコ、オウム、ヒヨドリなど、色んな鳥がやって来ます。時期は、6-7月頃が食べごろのようです。

2.サトウチョウについて

サトウチョウは、成長の雄は頭のてっぺんが青く、夜眠るときや日中休む時に枝から逆さにぶら下がる習性があるため、英語名がBlue-crowned Hanging Parrot、つまり青い冠のぶら下がるインコということです。飛ぶときに発する鳴き声は甲高く、餌を探しながら2回鳴き声を発します。成鳥の雄は、先で述べた通り頭に青い斑点があり、喉には赤い斑点があります。一方雌は、雄に比べて少々くすんだ色をして入り、喉に赤い斑点はなく、頭の青い冠は見えません。

分類・種名
目: オウム目
科: インコ科
属: ロリクルス属
和名: サトウチョウ
英名: Blue-crowned Hanging Parrot
学名: Loriculus Galgulus
サイズ: 12-14.5 cm


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Blue-crowned Hanging Parrot
Scientific Name: Loriculus galgulus Malay Name: Serindit Melayu Chinese Name: 蓝顶短尾鹦鹉 Range: Found from the Thai-Malay PeRead More...

3.サトウチョウの探し方

サトウチョウは、和名の通り、甘い果実を好んで食べる傾向があります。マンゴーはもちろん、色んな木や花の実を食べます。アンブレラツリーという赤い実も好んで食べに来ます。公園にはよく植えてあるので、その木を見つけたらちょっと待って観察してみるのもいいでしょう。また、甲高い鳴き声が街中で聞こえたら、上を見上げると緑の鳥が飛んでいるのを見ることができるので、意識して聞いてみるといいです。

こちらのサイトで鳴き声が聞けます。

サトウチョウ - eBird
Adorably tiny and luminous parrot. Both sexes have a blue crown and red rump, though these features are much more extensRead More...

まとめ

いかがだったでしょうか?街中にマンゴーの木が植えられていて、その実を鳥たちが食べに来るなんて素敵だと思いませんか。まさに、都会と自然の融合。公園の中を歩き回って探さなくてもバードウォッチングができてしまうのも、たまにはいいですね。是非、マンゴーが熟す時期に、アレクサンドラ・ロード/Alexandra Rdとブキ・メラ・レーン1へ足を運んでみてください。近くにはAlexandra Village Food Centreというフードコートもあるので、ご飯を食べるところにも困りませんよ。

シロビタイムジオウムも美味しそうにマンゴーを食べていました。

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