
こんにちは!
ウルル(エアーズロック)に行ってきました。観光に探鳥の欲張りプランです!
真夏の南半球、2024年2月にオーストラリアのウルル・カタジュタに2泊3日で行ってきました。
アボリジニの聖地、エアーズロックは、ウルルと呼ばれる大きな一枚岩。
そして、風の谷のナウシカの舞台とされている(と言われている)カタジュタ – オルガ山も近くにあり、世界文化遺産と自然遺産の二つに登録されている稀な観光スポットです。
一生に一度は行ってみたい場所の候補になるのでは?
そんな絶景の見れるウルル・カタジュタ国立公園ですが、実はたくさんの野鳥を見ることもできるのです。
オーストラリアで個人探鳥をお考えの方、世界遺産も見れて野鳥も見れる、ウルル・カタジュタも候補に入れてみてください。
気になる方は、最後までお読みくださいね!
こちらのHISのサイト、参考になりました。
エアーズロックのベストシーズンは、春(9~11月)と秋(4~5月)です。
これらの時期は、日中の気温が20~25℃と過ごしやすく、快適に観光を楽しめます。
真夏(12月~2月)は暑すぎ、真冬(6月~8月)は夜が冷え込むため、避けるのがおすすめです。
私たちは、旧正月を利用して行ってきたので、2月。暑すぎました。
ウルル・カタジュタ国立公園に行く

ウルル・カタジュタは、国立公園内にあります。
国立公園に入るには、ゲートがあって入場料がかかります。
3日間有効で、AUD38(18歳以上)、17歳以下は無料です。(2024年2月時点)
私たちが行った2月は真夏。灼熱ですので、日焼け、熱中症対策と併せて、ハエ対策をしっかりしましょう。
ハエ除けネットはマストです!!
ウルル・カタジュタ国立公園のチケットを買う
国立公園チケットは、ウルル・カタジュタ国立公園のWebサイトから購入することができます。
事前にオンラインでチケットを購入しておくといいでしょう。
レンタカーを借りる

エアーズロックに行くならレンタカーがおすすめです。
このエリアを観光するには、絶対車があった方が便利です。
レンタカーがおすすめな理由
- ツアーやバスの時間に縛られず自由度が上がる
エアーズロックには、公共交通機関はありません。
徒歩で周るには、広すぎる。有料の観光シャトルバスは、時間が決まっています。
「夕日に染まる真っ赤なエアーズロックを見たい!」とか、
「朝日の昇るカタジュタを見に行きたい」
という望みをかなえるならレンタカーが便利です。 - エアーズロック以外にも足を延ばせる
ウルル・カタジュタ国立公園は、メインがエアーズロックとカタジュタですが、その他の見どころといえば、ワタルカ国立公園内にある大渓谷、「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地として有名なキングスキャニオンです。
映画のラストシーンで描かれた場所としても知られています。
私たちは、星空撮影に、野鳥撮影で忙しく結局行けませんでしたが、時間の余裕がある方は是非行ってみてください! - 人数が多いとお得
もし、何名かで行かれるようでしたら、断然レンタカーがお得です。
費用も割り勘にできますし、交代で運転すると疲れません。
キングス・キャニオンはここです。
レンタカーを借りる場所
レンタカーを借りる場所は2か所。
①ユララ・コネラン(エアーズロック)空港
②アリススプリングス空港
時間の余裕がある方は、アリススプリング空港に降り立って、都市観光と野鳥観察をした後、エアーズロックへ向かいましょう。
アリススプリング空港はこちら。
私たちは、2泊3日だったので、エアーズロック空港で借りました。
注意点として、オーストラリアでは初期費用に総走行距離が指定されています。(多くは1日あたり100km)その走行距離を超えた場合は、1kmごとに追加料金がとられます。エアーズロックでは長距離運転をするので走行距離は無制限にしましょう。
宿泊施設を探す

エアーズロックの宿泊施設は、大体同じエリアに固まっています。
私たちが泊ったのは、ロストキャメルホテルです。
料金は、このエリアのホテルにしては良心的なのかな?

お部屋も綺麗で、水回りも特に問題なかったです。(蟻はいました。)


すぐ隣にスーパーもあるし、洗濯機もあるのでとても便利です。

敷地内にプールや、カフェ、お土産屋さんもあります。
野鳥観察ポイント
ここでは、ポイントを絞ってご紹介します。
大自然が広がるので、この場所以外でも野鳥に出会えます。
道中、チャイロハヤブサやカオグロモリツバメなども見れました。

チャイロハヤブサ/Brown Falcon

カオグロモリツバメ/Black-faced Woodswallow
ウルル

やはり、エアーズロックに来たら、散策もかねてウルルで野鳥観察です。
2月は真夏で水がほとんどありませんでしたが、ムティジュル ウォーターホール周辺には野鳥が集まります。
午前中、人気の少ないときがベストな時間です。

ハイビタイコバシミツスイ/Grey-headed Honeyeater

ミミジロコバシミツスイ/White-plumed Honeyeater

オーストラリアオニサンショウクイ/Black-faced Cuckooshrike

ハチクイ/Rainbow Bee-eater

ウスズミモリツバメ/Dusky Woodswallow
エアーズロックの赤い壁を背景に野鳥撮影なんて素敵です。
エアーズロックに向かう途中には、インコの大群が飛んでいるのが何度も見れたり、道路まで出てきている小鳥たちを見ることができました。
夕方は、また戻ってきて夕日に染まるエアーズロックの写真を撮りましょう。

エアーズロックの撮影場所はここがおすすめです。
日没時間の30分前からスタンバイ。人が増えて車の駐車と、写真を撮る場所がなくなります。
カタジュタ

風の谷のナウシカの舞台ともいわれる場所へ行く途中、水を求めて小鳥たちが集まるエリアがありました。
きっと、鳥に興味がない方はあまり気が付かないと思いますが、キンカチョウが群れでいてひっきりなしに水を飲みに来るシーンは圧巻でした。

キンカチョウ/Zebra Finch

セキセイインコ/Budgerigar
中には、セキセイインコが紛れていたり。
時間帯や時期によっては、その他の鳥や動物なども見れるかもしれません。
無料駐車場があるのでここを目指しましょう。
キンカチョウの鳴き声って面白い。
ロストキャメルホテル敷地内

レンジャクバト/Crested Pigeon
泊まったホテルの敷地内でも野鳥を見ることができました。
主には、レンジャクバト、コシジロミツスイ、モモイロインコ、クルマサカオウムです。

コシジロミツスイ/Yellow-throated Miner

クルマサカオウム/Major Mitchell’s Cockatoo

モモイロインコ/Galah
コシジロミツスイとレンジャクバトはたくさんいました。
綺麗に撮影したかったので、撮るチャンスが多くて楽しかったのですが、鳩ばかり撮りすぎていました。
オートキャンプ場エリア

ホテルの中心にサークル状にあるユラーラ・ドライブの周りにはキャンプエリアがあります。
最終日、帰り際にぐるっと回ったのですが、緑や水が多いエリアには、小鳥や鳩がたくさんいました。
シーズンオフのためか、キャンプをしている人もいなくて、とても静かでした。
もう少ししっかり見れたらよかったなと少し後悔。
時間のゆとりがあれば、チェックしてみてください。
アリススプリング
時間の余裕のある方はアリススプリングで野鳥観察はいかがでしょう?
私たちは2泊3日だったので、時間もなく行けなかったのですが、アリススプリングにも空港があるので、野鳥も多く見たいという方は、旅行の工程に入れるのを考慮してもいいかも。
こちらのWebサイト、野鳥がみれる場所が、GPSつきで参考になります。
高そうですが、ツアーを申し込むのもありかもしれません。
星空撮影にも最適

オーストラリアは、南半球なので、南十字星が見れます。
エアーズロック周辺は、街灯がほぼなく、光害も少ないので、星景写真に興味のある方にもいいのでは?
私は、天体はあまり詳しくありませんが、満点の星空を見るとやはり撮影しておきたいと思ったので、挑戦してみました。
撮影した場所は、ホテルから車ですぐのImalung Lookoutです。
夜間、国立公園に入るには、ツアーに参加しなければなりませんが、ここならいつでも行って好きなだけいることができます。
遠くにエアーズロックが見える場所なので、天の川と南十字星とエアーズロックを一緒に入れて撮ることができました。
正直、写真を見返しても、どれが南十字星か分からないレベルですが、星空アプリでかざしたときははっきりとわかったので、きっと写っているはず。
何はともあれ、思い出に残る素敵な一枚を撮ることができました。
足元が暗いので、ヘッドライトがおすすめ。
私達はペツルのヘッドライトを買いました。
使用レンズ
SIGMA ART 24-70mm F2.8 DG DN

星空撮影をする際、明るい時間に偵察に来て、どこからのアングルがいいか予め決めておくといいです。
まとめ
エアーズロックに個人旅行で行くなら...
全てを個人で決めるのはハードルが高いと感じる方は、現地でツアーに申し込みましょう。
旅は、自分が楽しむためのもの。
ツアーなど上手く取り入れながら、最高の思い出になるようにしましょう!

エアーズロックからの帰りの夕暮れ時、遠く見えるカタジュタと三日月

最後までご覧いただきありがとうございました!