ボルネオ島のサバ州にあるRainforest Discovery Centreは、熱帯雨林の中で野鳥観察ができる人気のスポットです。
キャノピーウォークやトレイルが整備されており、森の上層にいる鳥を観察しやすい環境が整っています。
この記事では、実際にRDCを歩きながら観察した野鳥や、探鳥の様子を紹介します。
👇泊ったホテルの紹介と敷地内での野鳥撮影の様子
Rainforest Discovery Centre(RDC)とは

Rainforest Discovery Centre(RDC)は、セピロックの森の中にある自然施設です。
園内にはトレイルや展望台があり、熱帯雨林の生き物を観察することができます。
特にキャノピーウォークからは、森林の上層にいる鳥を観察できるため、バードウォッチャーにも人気があります。
毎年開催されるバードウォッチングイベントの開催地でもあります。
WEBサイト:Borneo Bird Festival
RDC(レインフォレスト・ディスカバリー・センター)の基本情報(2025年9月時点)
RDCに入場するには、チケットカウンターで入場券を購入する必要があります。
支払いは現金のみで、クレジットカード、Touch ‘n Goなどの電子決済は利用できません。
訪れる前に現金を用意しておきましょう。
チケット購入と入場方法
RDCではチケットを色別で管理しており、1日ごとにチケットの購入が必要です。
ただし、事前に複数日分をまとめて購入することも可能です。
あらかじめ購入しておけば、営業時間前でも公園内に入ることができます。
入場時に、セキュリティーでその日のチケットを見せましょう。
後からチケットを購入することも可能ですが、その場合はセキュリティで写真撮影があります。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 8:00〜17:00 |
| 定休日 | なし(年中無休) |
| 支払い方法 | 現金のみ |
入場料
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| マレーシア居住者 | 大人 RM7 / 子供(5〜17歳)RM3 |
| 非居住者 | 大人 RM30 / 子供(5〜17歳)RM20 |
| 子供 | 5歳以下無料 |
ナイトウォーク
RDCでは夜のジャングルを体験できるナイトウォークも開催されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 大人(15歳以上)RM50 / 子供 RM25 |
| 時間 | 18:00〜20:00(約2時間) |
| 予約 | 当日17:00までにチケットカウンターで事前予約 |
ワンポイント
近年はマレーシアでも物価が上昇しており、以前ほど「東南アジア=安い」という感覚ではなくなってきています。
とはいえ、RDCの入場料は比較的手頃で、気軽に熱帯雨林の自然を楽しめるスポットです。
RDCの探鳥ポイント
スカイーウォーク

スカイウォーク入り口
スカイーウォークは全長620m。
所々に展望台も設置されていて鳥の目線で360度のジャングルパノラマが楽しめます。
木の高さに近い位置から森を見渡すことができ、野鳥を見つけやすい場所です。

高い!高所恐怖症のわたしは足がすくんだ

大リス Cream-coloured Giant Squirrel
トレイル

スカイウォークの下には、キングフィッシャートレイルやピタパスなど、鳥や動物の名前がついたトレイルがあります。
道中には野鳥や動物の写真付きの看板があり、その周辺で見られる種類が紹介されているので、周囲をよく観察しながら歩くのがおすすめです。
チケット購入時にもらえる地図を活用すると、効率よく回ることができます。
スカイウォークだけでなく、時間があれば地上のトレイルも歩いてみましょう。
さらに余裕があれば、「セピロックジャイアント」と呼ばれる巨大な木を目指すのもおすすめです。

おすすめトレイル①Pitta Path

クロアカヤイロチョウ Black-crowned Pitta

クロアカヤイロチョウ|Black-crowned Pitta
おすすめは、やはりPitta Path周辺です。
森の奥まで入らなくても、Pitta PathとTarsier Crossingの分岐付近で多くの鳥を見ることができました。鳥の通り道になっているのか、観察しやすいポイントです。
このエリアでは、キツツキやヒヨドリの仲間なども確認できました。
ここで見られた野鳥

シロガシラシキチョウ|White-crowned Shama

サバヤマウズラ|Sabah Partridge

ボルネオズグロジチメドリ|Bornean black-capped Babbler
また、タイミングが合えばアオバズクが低い位置に降りてくることもあるそうです(地元の方情報)。
さらに現地の方によると、現在RDC内で見られるヤイロチョウは「クロアカヤイロチョウ」が中心とのこと。他のヤイロチョウ類はセピロック周辺でも見られますが、RDCの外になるそうです。
クロアカヤイロチョウは移動することもあり、Woodpecker Avenue付近で目撃されることもあるようです。
またRDC内でも多くの種類が見られるようになると嬉しいですね。

看板にはたくさんのヤイロチョウの写真
おすすめトレイル②Belian Trail

クロアカヒロハシ Black-and-red Broadbill
Hornbill Towerを降りたところから、Lakeside Trailへ向かうジャンクション辺りでは、ブロードビルやキツツキが見られました。
その他にも、小さなムシクイのような鳥も飛び交っていました。虫を食べる鳥にとって最適な場所なのでしょう。
ここで見られた野鳥

クビワヒロハシ Black-and-yellow Broadbill

エビチャゲラ Maroon Woodpecker

おすすめトレイル③Kingfisher Trail

Kingfisher Trail入口
残念ながら、Kingfisher Trailは、土砂崩れのため閉鎖中でした。(2025年9月時点)
ただ、復旧作業が行われていて、ワイヤーの網も張り巡らされていたので、バードフェスティバルには間に合うかも!

セピロックのベストシーズンと野鳥観察
一般的にボルネオ島のベストシーズンは、天候が比較的安定している乾季(4月〜8月)とされています。
この時期は雨が少なく、観光や自然散策にも適しています。
野鳥観察を目的に訪れる場合は、繁殖期にあたる5月〜8月初旬が狙い目と言われています。
この時期は鳥の活動が活発になり、さえずりも増えるため、比較的見つけやすくなります。
一方で、私たちが訪れた9月は、木の実が少なかったこともあり、鳥の出はやや少なめに感じました。
時期や環境によって観察できる状況は大きく変わるため、タイミングも重要だと感じました。
10月〜2月頃は雨季に入り、天候は不安定になりますが、その分渡り鳥が見られるシーズンでもあります。
天気に恵まれれば、普段は見られない種類の野鳥に出会える可能性もあります。
👇RDC周辺の観光スポット
RDCでの服装と必要なもの
スカイーウォークは、しっかりと整備されているので歩きやすいですが、下のトレイルはアップダウンの多いところがあったり、ぬかるみがあって滑りやすかったり。
東南アジアの熱帯雨林なので、それなりの装備は必要です。
服装
セピロックは赤道直下にあり、年間を通して蒸し暑く、日差しも強い環境です。スコールも多く、虫も多いため、肌の露出は控えるのが基本です。
・風通しの良い長袖・ロングパンツ
・軽量で撥水性のあるパーカー(雨対策)
・長い靴下+トレッキングシューズ
・帽子(日差し・落下物対策)
・アームカバーや手袋(あれば安心)
散策時に持っていきたいもの
・双眼鏡
・カメラ
・虫よけ
・飲み物
・日焼け止め
・タオル
・ティッシュ・ウェットティッシュ
バードウォッチングをするなら、双眼鏡は必須です。
地図はチケット購入時にもらえるものに加えて、スマホでも現在地を確認できると安心です。
トレイルは湿度が高く蚊が多いため、虫よけはしっかり準備しておきましょう。携帯用の虫よけグッズもあると便利です。
飲み物は園内でも購入できますが、1本は持参しておくと安心です。
ティッシュはトイレ利用時に役立つことがあります。
👇私のおすすめ双眼鏡!
ワンポイントアドバイス
今回、三脚を持参しましたが、実際にはほとんど使う場面がありませんでした。動画撮影や重いレンズを使う場合を除き、できるだけ荷物は軽くするのがおすすめです。その分、体力的にも余裕ができ、より広く歩き回れるため、野鳥や動物に出会えるチャンスも増えると感じました。
ナイトウォークはぜひ体験してほしい

スローロリス Slow Loris
ナイトウォークは、個人的にぜひ参加してほしいアクティビティです。
野生動物が相手なので必ず見られるとは限りませんが、夜の熱帯雨林を歩く体験はとても特別です。晴れていれば、暗闇の中に広がる星空も印象的でした。

ビワハゴロモ(の仲間) Lantern Fly
私たちが参加したときはメガネザル(Western Tarsier)には出会えませんでしたが、スローロリスを観察することができました。ガイドのライトで姿を確認し、短時間でそっと撮影することができます。

オオアカムササビ Red Giant Flying Squirrel

マレーヒヨケザル Malayan Colugo
夜は特に蚊が多いため、長袖・長ズボンに加えて虫よけ対策はしっかりしておきましょう。
虫除けスプレーと併用で効果抜群!
ナイトウォークで役立ちます。普段の夜散歩にも!
探鳥の合間に行けるおすすめレストラン
安くて美味しい|White House Bistro
RDCからもほど近いこちらのレストランは、何を食べても美味しいよ!と教えていただいたので行ってみました。本当に美味しいです。しかもリゾート地にしては、価格もとても良心的。ビストロとなっているので、洋食かなと思っていたのですが、ほぼ中華系です。
ここはおすすめ!
クレジットカード不可。お支払いは、現金かGrab PayまたはTouch ‘n Goのみです。
Lepak Lounge

レストラン入り口の絵が可愛い!
こちらは、RDC内にあるレストランです。
値段もお手頃で、食事も結構おいしいです。ボリュームもあるのでコスパ良しです。なんといっても、疲れたらここで飲み物を飲んで、休憩できるのがありがたいです。
こちらのレストランも、クレジットカード不可です。現金または、現地のキャッシュレス決済となります。
まとめ
RDCは、熱帯雨林の自然を身近に感じながら野鳥観察を楽しめる場所です。
セピロックを訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
楽しい旅になりますように。
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