シンガポールで野鳥撮影|シロクロコサイチョウ Oriental Pied Hornbill に会いに行こう

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シンガポールに来たら、一度は見てみたい鳥の代表ともいえる シロクロコサイチョウ|Oriental Pied Hornbill

野鳥に興味のない人でも、その迫力ある姿に思わず目を奪われるはずです。
大きなくちばしと特徴的なカスク(頭のヘルメット状の突起)は、まさに南国の鳥そのもの。

実際、知り合ったアメリカ人の観光客が
「アメリカにはこんな鳥はいない!」と目を輝かせていたのがとても印象的でした。

今回は、シンガポールでシロクロコサイチョウに出会える場所や探し方、観察のヒントをまとめました。

シロクロコサイチョウについて

シロクロコサイチョウ|Oriental Pied Hornbill

巣作り中のシロクロコサイチョウペア

シロクロコサイチョウは、東南アジアに広く分布するサイチョウの仲間で、
アジアのサイチョウの中では比較的小型で、最もよく見られる種類のひとつです。

和名では

  • シロクロコサイチョウ
  • キタカササギサイチョウ

と呼ばれます。

特徴

オス

  • 淡い黄色のくちばし
  • 先端が黒色
  • 大きなカスク(頭の突起)

メス

  • オスよりカスクが小さい
  • くちばしの先端が黒い

若鳥

  • 羽の光沢が少ない
  • カスクが小さい
  • くちばしはほぼ黄色

食べ物

主食は果実で、実をくちばしで上に放り投げて食べる姿をよく見かけます。

しかし実際にはかなりの雑食で

  • 昆虫
  • 甲殻類
  • 小型の爬虫類
  • 小さな哺乳類
  • 小鳥

なども捕食します。

分類種名
目:ブッポウソウ目
科:サイチョウ科
属:コサイチョウ属
和名:シロクロコサイチョウ
英名:Oriental Pied Hornbill
学名:Anthracoceros albirostris
サイズ:68-70 cm

シロクロコサイチョウが見れる場所

4年間シンガポールで暮らして感じたのは、
シロクロコサイチョウは想像以上に身近な鳥だということです。

以前は特定の公園でよく見られる印象でしたが、最近では都市部でも目撃例が増えています。

特に以下の公園では比較的見つけやすいでしょう。

パシル・リス・パーク

シロクロコサイチョウがよく見られる場所として有名なのが Pasir Ris Park

特に

Carpark Dから海側に向かうエリア

でよく目撃されています。

また、MRT駅から公園へ向かう途中の街路樹でも見かけたことがあります。

アクセス

MRT

  • Pasir Ris駅(EW1)
     East Coast Line
     → Kingfisher Pondエリアまで
     徒歩約10分

ジュロン・レイク・ガーデンズ

この公園では、園内を広く移動している姿を見ることができます。

特に

果実をつける木の周辺

にいることが多いので、木の実を意識して探すと見つけやすいでしょう。

以前は人通りの多い道のすぐ横で営巣していたこともありました。

アクセス

MRT

Lakeside駅(EW26)
 East-West Line
 → Exit A
 徒歩約10分(Lakeside Garden側)

Chinese Garden駅(EW25)
 East-West Line
 → 駅から徒歩約15分(Chinese Garden側)

💡 公園のメインエリアに行くならLakeside駅が便利です。

ボタニックガーデン

園内では、大きな声で鳴きながら上空を飛ぶ姿をよく見かけます。

おすすめエリアは

Healing Garden周辺

果実が多く、餌を探しに来る個体がよく見られます。

シロクロコサイチョウ|Oriental Pied Hornbill

シロクロコサイチョウ|Oriental Pied Hornbill


アクセス

MRT

  • Napier駅(TE12)
     Thomson-East Coast Line
     → Tanglin Gate
     徒歩約3分
  • Botanic Gardens駅(DT9 / CC19)
     Downtown Line / Circle Line
     → Bukit Timah Gate
     徒歩約5分

Hampstead Wetlands Park

Seletar Aerospace Parkの中にある小さな湿地公園。

バードウォッチャーの間では穴場スポットとして知られています。

MRTから少し距離があるため、
バスまたはタクシー利用が便利です。

近年、この公園では営巣活動も確認されています。

シロクロコサイチョウ|Oriental Pied Hornbill

餌を運んできたシロクロコサイチョウ

シロクロコサイチョウ|Oriental Pied Hornbill

飛ぶ姿は迫力満点


アクセス

MRT+バス

Punggol駅
 North-East Line / Punggol LRT
 → Bus 102 / 103 / 117
 → Seletar Aerospace Dr – Bef Baker St 下車
 徒歩約1〜3分

Sengkang駅
 North-East Line / Sengkang LRT
 → Bus 102 / 117
 → Seletar Aerospace Dr – Bef Baker St 下車
 徒歩約1〜3分


バスのみの場合

Bus 102 / 103 / 117
 → Seletar Aerospace Dr – Bef Baker St
 徒歩約1分


💡 最寄りバス停から公園入口までは徒歩1分ほどです。
ただしMRTからは距離があるため、バス利用が一番現実的なアクセス方法です。

Redhill Close(レッドヒル・クローズ) 周辺

2025年末〜2026年初めにかけて、

  • オスがメスに餌を運ぶ様子
  • ヒナが巣穴から顔を出す姿

が確認されました。

住宅街の樹木の**樹洞(木の穴)**を利用した営巣で、
都市部での子育てが観察できる珍しい例として注目されました。

詳しい場所は伏せますが、
地元のバーダーに聞くと教えてもらえることもあります。

シロクロコサイチョウの探し方

珍しい鳥と思われがちですが、実はかなり身近な鳥です。

住宅地に飛来することもあり、
ベランダに止まったという話もよく聞きます。

※餌付けによる影響もあるようですが
シンガポールでは野生動物への餌やりは禁止(罰金対象)です。

見つけるコツ

探すポイントは 「果実の木」

特に

  • バナナの木
  • 赤い実をつけるパームツリー
  • フィカス(ガジュマル系)

などによく集まります。

また、シロクロコサイチョウはペアでいることが多く
お互いに鳴きながらコミュニケーションをとっています。

上空から大きな鳴き声が聞こえたら、
近くにいる可能性が高いです。

観察のヒント(繁殖シーズン)

シロクロコサイチョウの営巣シーズンは

11月〜翌4月頃

特に

1月〜3月

は観察のチャンスが増えます。

この時期は

  • メスが樹洞の中にこもる
  • オスが餌を運ぶ

という特徴的な繁殖行動が見られます。

営巣している木は、
ロープなどで囲われて保護されていることもあるので
それを目印に探すのもおすすめです。

2023年11月撮影

まとめ|シンガポールを象徴する野鳥

シロクロコサイチョウは、
シンガポールを象徴する野鳥のひとつです。

大きなくちばしと特徴的なシルエットは、
一度見たら忘れられない存在感があります。

しかも意外にも身近な場所で見ることができ、

  • 都市公園
  • 湿地公園
  • 住宅街

など、さまざまな場所に現れます。

シンガポールを訪れる方はもちろん、
在住の方もぜひ公園を歩きながら空や木の実に目を向けてみてください。

Meg
Meg

「あ、シロクロコサイチョウだ!」
そんな出会いが、きっと待っています。

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