日本ではアカショウビンが夏鳥として有名ですね。シンガポールでもレア度高めで大変人気があります。
ただ、なかなか簡単に出会えるものではありません。
そんなアカショウビンの色違い、アオショウビンは、ここシンガポールでは比較的簡単に見ることができるのです。
バードウォッチングを始めたばかりの頃、街中のちょっとした緑地の木陰にとまっていて、スマホで撮影できたこともあります!
アオショウビンを見てみたいという方にお役立ちそうな情報をお伝えいたします。
意外と身近な野鳥 – アオショウビン
アオショウビン(青翡翠)について

カワセミの仲間であるアオショウビンは、東南アジアでは一般的な鳥です。
水中にダイブして魚を獲りますが、地面にいるトカゲやカエルもよくつかまえて食べています。
成鳥は、赤みがかったくちばしに喉からお腹にかけては白く、幼鳥は、くちばしは茶色が残り、喉からお腹にかけては、うろこ状にまだらが残っています。
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アオショウビンが見れる場所

大体の公園や、緑地で見ることができるのですが、遭遇しやすい都市公園は、ジュロンレイクガーデン、ボタニックガーデンです。
特に、ジュロンレイクガーデンは、レイク沿いを歩いていると、ほぼ毎回見れます。
ボタニックガーデンでは、ブキティマゲートのエコレイク周辺、タングリンゲート側にあるラーニングフォレストのレイクで狩りをしたり休憩したりしていますよ。
アオショウビンの見つけ方

水辺のほとりの低い木や、手すり、看板などの人工物によくとまっています。
また、草が生い茂っていない、草原の木にとまって餌を探したり、休憩したりしています。
アオショウビンはよく鳴くので、鳴き声がする方角を探してみるのもいいですね。
ポイント
野鳥観察の鉄板で、鳴き声を聞くのがやはり見つけるコツになると思います。
アオショウビンの鳴き声は、アカショウビンとほぼ同じ。大きな声でよく鳴くので、是非耳を傾けてください。
高い木の上にとまっていることもありますが、餌を獲るときは、割と低い位置から獲物を狙っています。水辺の低い木と鳴き声がキーですね。
また、アオショウビンはよく池など少し水深がある場所で水浴びをします。
お昼ごろに水浴びをしているところを何度も目撃しているので、池のそばの手すりなどを意識して探すのもよさそうです。