
こんにちは!
ドイ・インタノンに行ってみたいけど、どこに泊まったらいいか分からない…とお困りの方。今回、私が実際に泊ってよかったコテージをご紹介します!
この記事は、こんな方におすすめ!
ドイ・インタノンってどんなとこ?

野鳥大国タイのチェンマイ県にあるドイ・インタノンは、チェンマイ市内から車で約2時間。
タイの国立公園に指定されていて、周囲には多くの高い山が連なり、ヒマラヤ山脈までに続いている、標高2,565mのタイでいちばん高い山です。日本でいうと、浅間山と同じぐらいの高さです。
メーヤー滝をはじめ、多くの滝が点在し、自然環境がよく守られているため、野生の鳥や動物がたくさんいます。
乾季の11月から2月頃までは気候が涼しいため、タイ人にも人気で、親戚や友人を山に連れてキャンプをしたり、ハイキングしたりと自然遊びを楽しんでいるようです。
そんなドイ・インタノン、宿泊施設もたくさんあってどれを選ぶか迷ったら当ブログを参考にしてみてください。
最も暑い暑季 | 最も雨の多い雨季 | 最も涼しく乾燥した乾季 |
3〜4月 | 5〜10月 | 11〜2月 |
17~35℃ | 19~32℃ | 12~27℃ |

ドイ・インタノンに行くなら乾季の11~2月がおすすめです!
バードウォッチャーに最適な宿 ランボンドーイRangbondoi

2月に夫と二人で泊まった、ランボンドーイ。
地元のカレン族の方が経営する、ホームステイスタイルの宿泊施設です。
手作りコテージといった感じでしょうか。

高床式のようになっていて、車を横付けできます。
ベッドが2つに、バス・トイレが一緒になっている、ユニット式。
エアコンはなく、扇風機が置いてありました。2月は寒いので出番はありませんでした。
インターネット・Wi-Fiは、完備されていて問題なく使えました。
電気ポットに、ペットボトルのお水、インスタントですが、コーヒーにお茶があります。
シャワーは、水圧は弱めでしたが、ガス給湯になっているので、熱いお湯が出るのがとてもありがたかったです。
ドライヤーや、歯ブラシなどはありません。必要に応じて、持参しましょう。
朝食はついています。
フルーツと、チキンのお粥。お母さんの手作りで、素朴で美味しかったです。

コテージのテラスのテーブルで、お庭を眺めながら。

コテージは、簡素で設備も基本的なものの割には、金額が高いという口コミもありましたが、実際に行ってみると、簡素ながらもとても清潔で、真っ白なシーツに驚きました。
宿泊者のことを考えてくれているなと思えるところが所々あって、快適に過ごせました。
すべて、想定内でしたが、下記の点が少し気になりました。
野鳥撮影ハイドについて
宿泊施設の敷地内には、オーナー手作りのハイドが3つあります。
一つは、コテージのすぐ裏手の森の中。
二つ目は、少し山道を進んだところです。

三つ目は、山の奥の方に入っていきます。

どのハイドも、簡易的ではありますが、ちゃんと椅子も置いてあり、座って待つことができます。

宿泊料金にハイド使用料も含まれているので、使う旨オーナーに伝えれば、案内してくれます。
鳥の種類は、時期によって変わるみたいです。
ハイド見れた鳥
コチャバラオオルリ Rufous-bellied Niltava

コンヒタキ White-tailed Robin♀

ミヤマヒメアオヒタキ Hill Blue Flycatcher)

メジロヒヨドリ Grey-eyed Bulbul

ハイノドモリチメドリ Grey-throated Babbler

オオルリチョウ Blue Whistling Thrush


コルリ Siberian Blue Robin


ハイガシラチメドリ Brown-cheeked Fulvetta


アカハラシキチョウ White-rumped Shama


ノドジロカンムリヒヨドリ Puff-throated Bulbul


暗い森の中なので、青色の鳥と、地味な色の鳥が多いです。
コクモカリドリや、コノハドリも普段は見れるそうですが、私が行ったときは見れませんでした。
コテージ敷地内のお庭
コテージの目の前には、色とりどりの花が植えてあり、2月は桜の花も満開でした。
桜の花の蜜を吸いに来た鳥達。



お天気の良い日は朝日が気持ちいいです。

テラスに座っていると、たくさんの小鳥が花の蜜や虫を目当てにやって来ます。
それを見ているのもとても楽しいですし、そこで野鳥撮影もできました。
夜は、満点の星空が見えます。
街灯が明るいので、星空撮影には向きませんでした。
料金
料金は1泊、約¥9,000です。(※時期によって変動します)
簡素な作りでこの値段!と思う方もいるようですが、このエリアの相場は大体同じくらいです。
ここのご主人は、野鳥の知識が豊富らしく、ガイドとして依頼することもできます。
ガイド料は別途かかりますが、個人では行けない場所にも連れて行ってくれるみたいです。
話を聞いてみたかったのですが、隣のコテージに宿泊していた年配の欧米人夫婦とずっと話し込んでいたので、残念ながら会話をする機会はありませんでした。
とても親切なご夫婦オーナーですので、気になる方は相談してみてください。
ランボンドーイ Rangbondoi への行き方
チェンマイ国際空港からやく1時間20分で到着します。
ここが入り口。左側の坂道を下っていきます。
川を渡り道なりに、最初の分岐を左に入り、200mくらい行った分岐をまた左に入っていきます。
しばらく行くと、手作りの看板が見えます。

左を降りていくと3棟コテージがありますので、どのお部屋かオーナーに聞きましょう。
チェックインとかは特になく、鍵を渡されて自分で荷物を運びます。
帰りもチェックアウトの手続きもなく、帰る旨を伝え、鍵を置いて好きな時に出ていけます。
【裏技】
このエリアに来るのに、公園の入場料を払わなくて済む方法があります。
私たちは、チャイラーイ オーキッド エコ ロッジというゾウの保護施設に1泊したので、北側ルートでランボンドーイに入りました。少し時間はかかりますが、チェックポイントがないので、お金を払うことがありません。ドイ・インタノン国立公園に入らず、野鳥を探したい方は、検討してみてください。もちろん、ゾウの保護センターに寄る必要はありません。
私たちが通ったルート
北側ルートに惹かれている方におすすめの場所!桜がとても綺麗です。
チェックポイント1と2の間ならどこでも自由に行くことができます。
お宿周辺の環境
周辺には、徒歩で行ける食堂やカフェもあります。

個人的にお勧めなのが、ピザ屋とコーヒーショップです。
コーヒーショップのお席で、ピザを食べることができました。

このカフェは、地元でとれたコーヒー豆を手作業で選別しています。




カフェの前は棚田になっていて、ここにはクロノビタキ(Pied Bush Chat)やアカモズがいました。

タイ料理のお店も行きました。

味は、普通でした。悪くないです。
まとめ
今回は、チェンマイのドイ・インタノンに行ってみたい方に、私たちが泊ったおすすめの宿をご紹介しました。
ランボンドーイの魅力
もちろん、素敵なお宿は他にもあると思います。
ただ、野鳥が見たい方にとっては、せっかくドイ・インタノン来たのだから、ゆっくり近くで鳥を見たいと思うはずです。
そんな時は、ハイド完備のランボンドーイを選択肢に入れてみるのはいかがでしょうか?

最後までご覧いただきありがとうございました!
楽しい旅の計画の助けになれば幸いです^^