東京23区とほぼ同じ面積の小さな国シンガポール。
赤道直下で、年間を通して温暖な熱帯モンスーン気候で真夏です。
3月から10月は乾季で、留鳥の巣作り、子育てが見られ、11月から2月は雨季で、多くの夏鳥が飛来します。
今回は、初心者の方が気軽に野鳥観察ができるおすすめの場所を5つご紹介します。
初心者におすすめ!シンガポールで野鳥観察をしやすい自然公園はこちら
ボタニックガーデン/Singapore Botanic Gardens

世界遺産にも登録されているボタニックガーデンでは、たくさんの鳥に出会うことができます。
よく見られるのは、太陽鳥、コウハシショウビン、アオショウビン、シキチョウ、コアオバト、カザリオウチュウ、サイホウチョウ、シロハラクイナ etc.
留鳥も多いですが、渡り鳥も多く観察されています。







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最寄り駅 :
Napier / Thomson East Coast Line (茶) 南側のタングリンゲート
Botanic Gardens / Downtown Line (青) 北側のブキティマゲート

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ/Gardens by the Bay
マリーナベイサンズや、スーパー・ツリー・グローブがあるクラウドフォレストで有名な公園です。
海、川など水辺が多いので、意外と野鳥を見ることができます。ただ、ナショナルデー、クリスマス、旧正月などのイベントがある時期は、色んなオブジェを設置する工事が行われるため、野鳥も少なくなる気がします。その時期は避けたほうがよさそうです。
この公園では、主に、ナンヨウショウビン、太陽鳥、シロハラクイナ、ササゴイ、キンパラなどの留鳥が見られます。
また、ゴイサギのコロニーや、カタグロトビの営巣場所もあるので、たまに見ることもできます。
最寄り駅 : Bayfront / Downtown Line (青) または Circle Line (オレンジ)
ガーデン・バイ・ザ・ベイ – ベイ・イースト/Gardens by the Bay East

ガーデン・バイ・ザ・ベイから、マリーナバラージを渡って川の対岸にある公園です。
レアな鳥がよく観察される場所でもあります。Breakwaterではチドリやアジサシが見られます。2022年にトムソンイースト・コースト線が開通したので行きやすい場所となりました。
※2023年10月より開発が始まり、Breakwaterとサイクリングロードには行けますが、公園内には入ることができなくなりました。


最寄り駅 : Gardens By The Bay / Thomson East Coast Line (茶)
ジュロン・レイク・ガーデンズ/Jurong Lake Gardens
シンガポールの西側にある、水辺を中心とした公園です。この公園では、湖畔ではカッコウが多く見られ、草原ではセッカや、ヒクイナ、ミナミクイナがよく見られます。また、マレーウオミミズクが時期になると営巣します。

☟ジュロン・レイク・ガーデンズで見れる野鳥は下記クリック
最寄り駅 : Lakeside または Chinese Garden / East West Line (緑)
パシル・リス・パーク/Pasir Ris Park

チャンギ国際空港にも近いこの公園は、マングローブを手軽に見ることができます。
マレーモリフクロウ、カンムリオオタカなど猛禽類が生息し、サイチョウや、ナンヨウショウビンも多く見ることができます。




最寄り駅 : Pasir Ris / East West Line (緑)
※()内は路線の色
まとめ
今回は、公共交通機関を使って簡単に行ける、野鳥観察に適した公園を5つご紹介いたしました。
シンガポールは、発展し続けているので、MRT(電車)の駅がどんどん開通しています。
電車で行ける公園が増えて、とても便利になりました。
今後も、その他の公園についてもご紹介していきたいと思います。
当ブログが皆様のお役に立つと幸いです。