この記事では、ロットネスト島を訪れる方に向けて、おすすめの周り方と楽しみ方(ちょっと鳥活)を紹介します。
パースと言えばロットネスト島といわれるくらい有名な観光地。
西オーストラリア州の中で最も美しい島です。
フェリーでサクッと行けるので、ロットネスト島の魅力を堪能してきませんか?
私がロットネスト島に行くのは2回目です。
前回は2023年4月季節は秋、今回は2024年1月、真夏の中、夫と二人で自転車で島を1周しました。
島の様子や気づき、出会えた野鳥のことなどシェアしていきます。
☟是非こちらも参考にしてみてください。
ロットネスト島を1日満喫しよう!
フリーマントルからフェリーに乗る

ロットネスト島へのアクセスは、フェリーでパース市内から90分、フリーマントルから30分です。
船酔いが心配なので、個人的には市内から電車でフリーマントルまで行って、そこからフェリーに乗る方が乗船時間が短くて安心です。
電車は、パース駅からフリーマントル線(Fremantle Line)で、終点のフリーマントル駅まで乗車。所要時間は約25分です。
できるだけ早い時間のフェリーで島へ向かい、最終便で帰ってくるように予定を立てると、島内1周するのに余裕が持てます。

島に着いたらコシグロペリカンが出迎えてくれました
戻りもフリーマントルなので、フェリー乗り場の近くでフィッシュアンドチップスをいただきました。


前回は、こちらのお店に行きました。超有名店です。
お味は、どちらも美味しい!初めて行くならこちらがおすすめかも。
レンタサイクルは事前にオンライン予約が便利

自転車に興味津々なクオッカ
レンタサイクルは、オンラインで事前予約を済ませておくと何かとスムーズなのでおすすめです。
自転車の数はかなり多いので、現地で直接借りたい!という方もご安心ください。その場でカード決済もできます。
ただし、電動自転車を希望される方は、予約をしておかないと借りれない可能性が高いです。
予約はこちらからできます。 Pedal & Flipper Hire
また、フェリーチケットとレンタサイクルがセットになったツアーもあります。
下記、リンクでチェックしてみてください。

ロットネスト島を1周しよう
自転車を借りたら、いよいよ出発です。
最西端のブラミン岬 (Cape Vlamingh)を目指します。
ルートは、北側南側、お好きな方でよろしいかと思います。
私たちは南側から周り、まずはワジャマップ灯台まで行き、そこでいったん休憩をしました。
私たちが行ったときは、ワゴン車で飲み物が売られていたのでよかったですが、途中お店はないので必ず飲み物を持参しましょう。
島内にカフェやお土産屋さんはありますので、そこで飲み物を買うこともできますが、街のスーパーなどの方が、種類も豊富で安いです。
12月のオーストラリアは夏、日中は日差しがとても強く暑いです。日焼け対策もしっかりと、そして飲み物は必須です。必ず多めに持って行きましょう。そして、ハエ。止まっていると、水分を求めてハエが顔にたかって来ます。気になる方は、ハエ除けネットを準備していくといいでしょう。
私が買ったハエ除けネット

ワジャマップ灯台にたどり着くまでは、とにかく上って下ってが多いです。
時間の余裕があるなら、ゆっくり焦らず、美しい海を眺めながら、時には鳥を探し、クオッカと戯れ進んでいきましょう。
ここでばててしまっては、あと半分が地獄のように感じられます。

その後、もうひと踏ん張りで目的地、最西端のブラミン岬に到着しました。
見てください、この絶景を!

スマホ横にしてご覧いただくと迫力があります!
到着した喜びと、息をのむような美しい景色に疲れも吹っ飛びます。
青い空と海を背景に、セグロアジサシが飛び交っていました。

景色を眺めて写真をたくさん撮ったら、お昼休憩です。座るところがあったので、そこで買ってきた菓子パンを食べました。ごみ箱、お手洗いもあります。

この岬で飛んでいた鳥。ハシブトカモメでしょうか。大きなカモメです。

帰りは、北側から周り、ピンクレイクなど湖を見ながら、鳥も探しつつ戻っていきました。
ギンカモメは相変わらずたくさんいました。この時期は夏鳥が多く、アジサシがたくさん飛んでいました。
他にもチョウゲンボ、クビワアカツクシガモ、オーストラリアの留鳥でどこにでもいる鳥なんかは見れました。
感想としては、夏はどこも鳥が少ないです。
アカエリシロチドリ – Red-capped Plover

ピンクレイクで発見しました。
チドリは他にもちょこちょこいました。

林の中ではニシモズヒタキが鳴いていました。まだ幼鳥でしょうか。羽がぼさぼさです。
オーストラリアチョウゲンボウ – Nankeen Kestrel

オーストラリアチョウゲンボウも飛んでいました。

湖の近くで、クオッカの親子に出会えました。
無理せずバスツアーに参加するのも一つ
私たちは、シンガポールという南国に住んでいるので、暑さには慣れているのと、体力もある方なので、自転車で1周しましたが、島内を走るバスを利用したり、バスツアーに参加するのもいいと思います。
ツアーは、早朝から夕方までのプランのようで、時間はたっぷり。エアコンの効いた車内から美しいビーチを眺めつつ、自由時間には鳥を探したり、クオッカの写真を撮ったり楽しむことができそうです。
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バスツアーに参加される方は、下記参考にしてみてください。
ちなみに、遠くに行かなくても、フェリー乗り場周辺などでも鳥はいますよ。

フェリー乗り場近くにいたオニアジサシ。

青い海を背景に綺麗なハチクイがとまっていました。
まとめ
・フェリーに乗るならフリーマントルから。帰りにフィッシュアンドチップスを食べよう。
・レンタサイクルは事前予約が便利だが、しなくても自転車は借りれる。ただし、電動自転車は要予約。
・できれば島を1周するのをおすすめしたいが、バスを使ってもよし。最西端のブラミン岬 には絶対行くべし。
・自転車でなくても十分楽しめる。ツアー参加もちゃんと選択肢に入れよう。
2度目のロットネスト島。美しい白い砂浜に青い海。遠く広がる青空を見て、やはり魅力的な島だと改めて思いました。
そして、2回行って思ったことは、無理して自転車で周らなくてもバスをうまく活用するのもありなのかなということです。
特に、日本から年末年始を利用して旅行される方は、夏のオーストラリアになりますので、暑さで体調を崩さず楽しく旅行できるのが一番です。
いかがだったでしょうか。クオッカだけじゃなく野鳥も見たいなと思い、ロットネスト島訪問を計画している方にこの記事が少しでもお役に立てばうれしいです。