
こんにちは!
今回は、バリで探鳥したらどうなんだろう?とお考えの方に、実際行ってみて分かったことをシェアします。
2024年12月末から2025年1月初めはバリ島で過ごしました。
旅行も楽しいけど、鳥好きさんは旅先にどんな鳥がいるのかなと気になるはず!
私もそうです。
バリ島は自然も多く、特にウブドは、森や田んぼがあるので、鳥がいないかなと気になっていました。
ところが、あまり野鳥に関する情報がありません。
そこで、ウブドで1日探鳥するために、中心部から北上し、車で30分ほど行った森の中にあるVilla Be Bali Hut Farm Stayに泊りました。
ガイドやツアーには申し込まず、ウブド中心地も含め、実際に探鳥してみたらどうだったかまとめてみました。
ウブド外れの森で野鳥を探す
ウブドで探鳥をするために宿泊したVilla Be Bali Hut Farm Stayは、のどかなライスフィールドを抜けて森の奥の静かな立地にあります。
Villa Be Bali Hut Farm Stayを予約する



配車サービスのグラブで行きましたが、宿の目の前までは車が入れず、坂の途中の駐車場で下車します。
こちらが宿の入り口です。
駐車場から歩いて3分ほど坂を下ったところにあります。

宿の方に連絡すれば、荷物をバイクで運んでくれます。
WhatsAppで連絡を取るので事前にダウンロードしておきましょう。
森の中から、美しい鳥のさえずりが聞こえてきます。

荷物を置いたら、早速辺りを軽く散策します。



お宿周辺には、ライスフィールドやアユン川に降りていく道があり、散策は自由です。
アユン川へは、勾配を下る道が宿の目の前にあり、降りた先では、ラフティングを楽しむ方たちの姿が見れました。
川辺でも探鳥したかったのですが、その日は雨が降っていたので諦めました。
1点、注意が必要なのは、アユン川に降りる道はとても急なので、体力のない方にはお勧めしません。特に帰りの登りが地獄でした。
体力に自信がある方は是非挑戦してみてくださいね。
ライスフィールドでは、サギ類がメインでした。


アマサギが、餌を求め、農家の方が畑を耕す後を追っている光景が見れました。
野鳥と人間の共生が垣間見れて、鳥って身近な存在だなと感じました。
森の中の野鳥
オオバンケン – Greater Coucal


カルカヤバト – Black-naped fruit dove

カルカヤバトの雌です。雄の写真はピンボケでした…
ノドアカヒヨドリ – Ruby-throated Bulbul

その他、下記の鳥も見ることができました。
チャムネバンケンモドキ – Chestnut-breasted Malkoha
シロボシオオゴシキドリ – Lineated Barbet
アオショウビン – White-throated Kingfisher
キバラタイヨウチョウ – Ornate Sunbird
メグロヒヨドリ – Yellow-vented Bulbul
シキチョウ – Oriental Magpie-Robin
写真は、eBird で名前検索してみてください。
チャムネバンケンモドキは、色がとても綺麗で写真が上手く撮れなかったことが悔やまれます。
私が宿泊したビラは一番奥だったのですが、その周辺の木々の高いところで採餌をしていました。
朝と夕両方見れました。
朝は、ノドアカヒヨドリの綺麗な鳴き声で目が覚め、朝食を部屋のテラスでいただき、周辺の森を探鳥しました。


野鳥の数は多くないけど、ガイドなし、知識なしでも十分楽しめると思います。
どちらかというと、観察が好きな方、自然の中に身を置いてリラックスしたい方はハマりそうですね。
毎朝、バリ・ヒンドゥー教の大切な文化の一つ、手作りのCanang(チャナン)というお供え物を置いていきます。

ライスフィールドの野鳥
ジャワアカガシラサギ – Javan Pond Heron


アマサギ – Cattle egret


コシグロキンパラ – Javan Munia

セッカ – Zitting Cisticola

ちょうど田植えが終わって、稲が青々としている中にアマサギやジャワアカガシラサギが見れました。
日本の風景と似ている部分もありつつ、ヤシの木がまわりに生えていたりと、バリ島っぽさも味わえます。
ウブド中心で野鳥は見れる?

ウブド中心の町中で見れた野鳥
ウブド中心部でも、どんな鳥がいるのかチェックはしていました。
自然は多いですが、観光地で人が多いのとやはり鳥が安心して過ごせる場所が限られているからか、見れる野鳥の種類は少ないです。
鳩やスズメ、燕、メグロヒヨドリ、キバラタイヨウチョウ、コシグロキンパラといったところでしょうか。
ウブド中心近くで野鳥観察するにはツアーがよい
結論、ウブド中心で野鳥が見たい場合は、バリバードウォークというツアーに参加するとよさそうです。
お申し込みはホームページから。
まとめ
ウブドでも人里離れた場所、ライスフィールドなら野鳥観察は楽しめる
体験してみて感じたのは、人の少ない郊外まで足を延ばせば、それなりに野鳥は見ることができます。
観察がメインで、自然を楽しむにはとても適していると思います。
色んな野鳥の写真をばっちり撮りたい方には、あまり向いていないという印象でした。
ウブド中心からはあまり離れたくない方はツアーに参加しよう
滞在先は、中心にしておきたい方はツアー参加が一番です。
地元のベテランガイドさんが、野鳥のいる場所はよくご存じなので、インドネシア固有種のジャワショウビンが見れると思います。
ジャワショウビンを見るだけでも価値はありますね。
Villa Be Bali Hut Farm Stay宿泊に向いている方
Villa Be Bali Hut Farm Stay周辺は、5つ星のリゾートスパなどもあり、欧米人が長期宿泊することが多い密かな人気エリアです。
私が泊ったVilla Be Bali Hut Farm Stayは、お値段はリーズナブルで、ゆっくり過ごせるのでおすすめです。
森の中なので、小さな訪問者がいることは許容してくださいね。
ウブド中心の町の喧騒から逃れ、自然や鳥のさえずりに囲まれた森で、静かな時を過ごす旅のスタイルを経験したくなったら是非行ってみてください。
そのついでに、野鳥も少し見れたら満足度は高いのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます!