マレーシア旅行/フレイザーズ・ヒル① 高原フレイザーズ・ヒルに車で行ってみた

マレーシアの避暑地 – Fraser’s Hillへレンタカーで行ってみよう!

クアラルンプール国際空港 (KUL)からフレイザーズ・ヒルまでの移動手段は、列車、バス、路面電車、タクシー、自動車、またはタウンカーを利用した6つ。

野鳥撮影が主の目的の私たちは、機材や荷物、現地での動きを考えたら車は必須です。日本と同じ右ハンドルの左側通行ならば、思い切ってレンタカーで行ってみることにしました。(運転は夫ですが)

結論、車で行って本当に良かったです。夫も私も普段、車に乗る機会はあまりないので、最初は不安でしたが、実際体験して分かったことや感じたことをシェアしたいと思います。

フレイザーズ・ヒルに行ってみたいけど、交通に関して思い悩んでいる方や、不安がある方に少しでもお役に立てれば幸いです。

下記、WEBサイトでフレイザーズ・ヒルの情報が見れます。ちょっと変ですけど、PCからだと言語も日本語に変更できるので参考にしてみてください。

Fraser's Hill

1.フレイザーズ・ヒルへの車での行き方

私たちは、シンガポールからクアラルンプール国際空港へ向かい、空港でレンタカーを借りてフレイザーズ・ヒルに行きました。フレイザーズ・ヒルまで、所要時間は約3時間、空港からすぐのところから有料道路に入って、ひたすら北へ向かいます。日本の有料道路とよく似ていて、ナビや案内標識を見れば全く迷うことはありませんでした。

車の運転に自信のない方は、配車サービスのグラブ(Grab)か、タクシーを利用していくことができます。マレーシアは、グラブが主流なので、アプリを登録しておくと便利です。ただ、フレイザーズ・ヒルまで行ってくれるドライバーが少ないようです。

友人夫妻は、タクシーをチャーターして行っています。グラブに比べると少し割高になりますが、交渉次第では割引になると思います。タクシーは、基本ぼったくろうとするので、グラブアプリで相場を見て、料金を交渉しましょう。その際、帰りのお迎えも頼んでおいた方がいいでしょう。

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Grabは東南アジアでNo.1の配車アプリ。一般ドライバーの車もタクシーも呼べます。空港から街までの移動も安全。簡単に手配できて、料金は事前確定制。

空港から1時間半ほど走ると、ようやくクアラルンプールの中心部です。それを横目にまだまだ北上します。クアラ・クブ・バル(Kuala Kubu Bharu)までくると、残り1時間くらい。あと一息です。といっても、ここからくねくね曲がった山道になってきます。酔いやすい方は要注意です。

時計台が見えたら到着です。お疲れさまでした!

クアラルンプール国際空港 から Clock Tower - Fraser’s Hill

2.車移動時に知っておくと便利なこと

マレーシアの有料道路の料金の支払い方ですが、現金レーンが廃止されたようで、カードでの支払いのみとなります。いくつかのカード決済方法があるのですが、短期の旅行者は、Touch ’n Go =タッチアンドゴー(またはタッチンゴー)というチャージ式のSuicaやPASMOみたいなカードが便利です。

私たちも、Touch ’n Goを利用したので、それについてご説明します。

・Touch ‘n GOについて(2024年6月時点の情報)

Touch ‘n GOを購入するにはRM10必要になります。有効期限は10年だそうです。
購入場所ですが、以前はセブンイレブンやワトソンズ(薬局)で購入できていたらしいのですが、現在はチャージのみとのことでした。ガソリンスタンドや、駅の窓口、Lazada、Shopeeなどのeコマースサイトで購入できるみたいです。

ちなみに私たちは、空港でTouch ‘n GOを手に入れることができず、思い切って現金で払おうと、Touch ‘n GOの有人レーンに行ったら、そこでカードを発行してくれました。その時点では、チャージ料金はゼロなので、一番近いサービスエリアのコンビニでRM50ほどチャージしました。

Touch ‘n GOは、LRT・MRT・KMT・モノレール・循環バス等の 公共交通機関の支払い以外にも、コンビニ支払い、高速料金支払い、駐車場の支払いも可能なので、チャージした分が余ったら空港でお土産を買ったり、コーヒーを飲んだりして使い切ってしまいましょう。

・料金所について

マレーシアの高速料金所では、支払い方法によってレーンが分かれています。Touch ‘n GOを使う場合は、お間違えの無いように。ちなみに、Touch ‘n GOのところに書いてある “SAHAJA” は「〜だけ」という意味だそうです。

空港からフレイザーズ・ヒルの往復料金ですが、RM50チャージして残金がRM20ちょっとだったので約RM30ほどです。日本円でおよそ\1,000。安いですね。

・サービスエリアの様子

最初に入ったサービスエリアは、結構大きくて、コンビニや売店、フードコート、ガソリンスタンドがありました。1点注意が必要なのは、女性用のトイレのトイレットペーパーが紙切れしていることが多く、流せるティッシュを持参することをおすすめします。そして、イスラムの国なので床はビショビショです。

・ラウンドアバウトについて

マレーシアは日本と同じ、右ハンドルの左側通行です。高速道路は道幅が広く、車線も多いので乱暴な運転の車がいない限り運転しやすいという印象でしたが、このラウンドアバウトは注意が必要です。

空港からフレイザーズ・ヒルに向かうときは、有料道路を降りてから1か所あったかな、というくらいの記憶ですが、フレイザーズ・ヒルに着いたら少なくても2か所はあったので、一応触れておきます。常に時計回りで、ラウンド内の車が優先です。逆走しないようにお気を付けください。

3.レンタカーについて

レンタカーは、ホテルをBooking.comで予約したので、その流れで同じサイトで予約しました。レンタカー会社はHAWKというところです。料金は2泊3日で、レンタル料、補償を合わせて日本円で約\29,276でした。
返却時のガソリンは、帰りの高速のサービスエリアで入れ、料金はRM47(約\1,600)でした。

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レンタカーはホンダのSUVを予約したのですが、実際借りれたのはトヨタのセダンでした。乗り心地はよかったですが、思った車種にならないのなら一番安いのでもよかったかなというのが正直なところです。人数にもよりますが、一人もしくは二人旅なら小さい車種で価格を抑えたほうがいいと思いました。

借りる際、最初に傷のチェックをするのですが、あとで言いがかりをつけられないよう写真を撮っておくといいでしょう。フレイザーズ・ヒルに行くまでも、着いてからも、木が倒れていたり、ぶら下がった枝がフロントガラスに当たったり、道がガタガタしていたりするので多少の傷はつきやすいと思います。私たちは、3度ほどバンパーの底をこすってしまったのですが、それは許容範囲だったのか、特に問題視されず、無事返却できました。

最近の車は、ナビ機能のないオーディオディスプレイがついているだけなので、グーグルマップを使います。ブルートゥースで飛ばすやり方もありますが、私たちは、エアコンの吹き出し口にスマホを取り付けるパーツを用意して、そこにセットしました。

失敗談として、私たちはターミナル2が発着だったのに、レンタカー屋はターミナル1でした。ターミナル1と2は距離が結構離れているので、ご自身の利用されるターミナルの近くで借りれるのであればその方が時間もロスがなくいいかと思います。

4.まとめ

フレイザーズ・ヒルに車で行ってみたいけどちょっと不安があるという方の参考になるよう、簡単にまとめると以下のようになります。

  • 日本と同じ右ハンドルの左側通行なので運転ミスは避けれる
  • 空港からフレイザーズヒルに行く道はほぼ一本道なので迷わない
  • 無謀運転の車に遭遇しない限り、道も広く車線も多い高速道路は運転しやすい
  • Touch ‘n GOを入手できれば支払いの心配もないし、料金は安い
  • フレイザーズヒルに着いてからの機動力が断然上がる

フレイザーズ・ヒルへ車で行くことへの不安が和らぎ、海外でのレンタカーの敷居が少し下がったのではないでしょうか?
ここでの経験がきっと次へ繋がるはずなのでぜひ、挑戦してみてください。

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